若いクラスメイトの皆様へ

50歳のオッサンから18歳のクラスメイトへ贈る人生の言葉

15回:郷に入れば郷に従え

・郷に入れば郷に従え (ごうに はいれば ごうにしたがえ) 【意味】:場所によって風俗や習慣が違うため、新しい土地に来たらそこの習慣に従うべきであるということ。 【例】:「新しい土地では納得できないことも多いが、郷に入れば郷に従えと割り切る必要…

14回目:案ずるより産むが易し

・案ずるより産むが易し (あんずるより うむがやすし) 【意味】:出産は大変なのでは?と色々心配するが、実際は「そうでもなかった」と思う事から来ている諺。 むやみに心配して悩むよりも、思い切って行動するほうが案外うまくいく事の例えです。 【例】…

13回目:泣きっ面に蜂

・泣きっ面に蜂(なきっつらに はち) 【意味】:泣いているときに顔を蜂に刺されて更に辛い思いをする。悪いことが重なる事、不幸な上にさらに辛いことが加わることの例え。 【例】:「財布を無くしたと思って探していたら携帯まで無くなっている事に気づい…

12回目:弱い犬程よく吠える

・弱い犬程よく吠える (よわい いぬほど よくほえる) 【意味】:力がない人ほど威張り散らしたり、横柄な態度をとって牽制しようとするという意味。 【例】:「彼は実力が無いからいつも自分を大きく見せる嘘をつく。弱い犬ほどよく吠えるとはよく言ったも…

11回目:朱に交われば赤くなる

・朱に交われば赤くなる(しゅに まじわれば あかくなる) 【意味】:交わる仲間や友人によって感化される事の例え。人は周囲に影響されやすく付き合う相手によって善にもなれば悪にもなる。 【例】:「悪い友達といると悪い人になってしまうよ。朱に交われ…

10回目:焼け石に水

・焼け石に水 (やけいしに みず) 【意味】:火に焼かれ熱くなった石を冷まそうとして水をかけても、すぐ蒸発してしまい効果がないことから少しの努力では解決が難しいことを表す場合に使います。 「効果がない」と言い切るのではなく「効果に望みが持てな…

9回目:仏の顔も三度まで

・仏の顔も三度まで (ほとけの かおも さんどまで) 【意味】:仏様でも「三度も顔を撫(な)でれば怒ります」ということから、普段は優しく穏やかな人でも何度も理不尽なことをしていると怒りだすという意味です。 ※正確には「仏の顔も三度」 【例】:「彼…

8回目:二兎を追うものは一兎をも得ず

・二兎を追うものは一兎をも得ず (にとをおうものは いっとをもえず) 【意味】:うさぎを二兎同時に追いかけても、結局両方とも捕らえることはできない。 二つのことを同時に成し遂げようとしても、結局どちらも失敗に終わるということ。 欲張って複数のこ…

7回目:雨降って地固まる

・雨降って地固まる(あめふって じ かたまる) 【意味】:もめごとなど悪い事が起こったあとは、かえって基盤がしっかりして良い状態になる事の例え。 雨が降ったあとは、かえって土地が固く締まり良い状態になる事から、困難を乗り切った事で前よりも良い…

6回目:情けは人の為ならず

・情けは人の為ならず(なさけは ひとのため ならず) 【意味】:人に情けを掛けておけば(親切にすれば)その相手の為になるだけでなく、やがては良い報いとなって自分に戻ってくる、という事。 多くの人が「人に情けを掛けると、結局はその人の為にならな…

5回目:石の上にも三年

・石の上にも三年(いしの うえにも さんねん) 【意味】:冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。 辛くても我慢強く耐えていればいつかは必ず成し遂げられるという意味。 「続けていればいずれ変化が訪れる」がこの言葉の本質であり、 特に…

4回目:後悔先に立たず

・後悔先に立たず (こうかい さきにたたず) 【意味】:何かしてしまった後で悔やんでも、もう既に取り返しがつかない事。 【例】:「また追試になるなんて。もっと早めに勉強しておけばよかった。後悔先に立たずだ」 「学園祭に出て思い出を作っておけばよ…

3回目:弘法も筆の誤まり

・弘法も筆の誤まり(こうぼうも ふでのあやまり) 【意味】:書道に優れている弘法大師であっても字を間違える事もあるということから、たとえその道の名人と呼ばれるような人間であっても、失敗することはあるという意味。 【例】「カープの菊池涼介が簡単…

2回目:井の中の蛙、大海を知らず

・井の中の蛙、大海を知らず(いのなかのかわず、たいかいをしらず) 意味:「井戸の中にいる蛙(カエル)はずっと狭い世界しか見たことがなく海を見た事が無いため、視野が狭く知識も乏しいのに得意げになってる」という意味です。 「井の中の蛙だね」と言…

1回目:石橋を叩いて渡る

お疲れ様です濱西です。^^突然のメールですいません。 実は以前、河原先生の授業中に「石橋を叩いて渡る」との表現があったのですが、この言葉やその他よく使われることわざを知らない人が多いのに驚きまして。^^; そこで誠におせっかいとは思いましたが、…