15回:郷に入れば郷に従え
・郷に入れば郷に従え
(ごうに はいれば ごうにしたがえ)
【意味】:場所によって風俗や習慣が違うため、新しい土地に来たらそこの習慣に従うべきであるということ。
【例】:「新しい土地では納得できないことも多いが、郷に入れば郷に従えと割り切る必要がある」
「転職先は今までと仕事のやり方が違うが、郷に入れば郷に従えでしっかりと覚えよう」
14回目:案ずるより産むが易し
・案ずるより産むが易し
(あんずるより うむがやすし)
【意味】:出産は大変なのでは?と色々心配するが、実際は「そうでもなかった」と思う事から来ている諺。
むやみに心配して悩むよりも、思い切って行動するほうが案外うまくいく事の例えです。
【例】:「案ずるより産むが易しの精神で、先ずはやってみるという行動力が大切だよ」
「知らない土地で生活するのは不安だったが、みんな優しく本当に案ずるより産むが易しだった」
来週の試験も「案ずるより産むが易し」でいきましょう。(笑)
13回目:泣きっ面に蜂
・泣きっ面に蜂
(なきっつらに はち)
【意味】:泣いているときに顔を蜂に刺されて更に辛い思いをする。悪いことが重なる事、不幸な上にさらに辛いことが加わることの例え。
【例】:「財布を無くしたと思って探していたら携帯まで無くなっている事に気づいた。 泣きっ面に蜂である」
「転んで足を擦りむいて痛がっていたら、水溜りにもはまり靴が濡れてまさに泣きっ面に蜂である」
まあ鍼の実習に遅刻して怒られたと思ったら白衣も忘れてまた怒られたって感じっすかね。(笑)
12回目:弱い犬程よく吠える
・弱い犬程よく吠える
(よわい いぬほど よくほえる)
【意味】:力がない人ほど威張り散らしたり、横柄な態度をとって牽制しようとするという意味。
【例】:「彼は実力が無いからいつも自分を大きく見せる嘘をつく。弱い犬ほどよく吠えるとはよく言ったもんだ」
いつの時代もイキがっている人はいますが、本当に強い人は普段謙虚なものです。^^
11回目:朱に交われば赤くなる
・朱に交われば赤くなる
(しゅに まじわれば あかくなる)
【意味】:交わる仲間や友人によって感化される事の例え。人は周囲に影響されやすく付き合う相手によって善にもなれば悪にもなる。
【例】:「悪い友達といると悪い人になってしまうよ。朱に交われば赤くなるというしね」
「成績が悪くなったのは遊んでばかりいる友達と関わっているからだろう。まさに朱に交われば赤くなるだ」
社会に出たら意識が高い人、向上心がある人と付き合ってくださいね。^^
9回目:仏の顔も三度まで
・仏の顔も三度まで
(ほとけの かおも さんどまで)
【意味】:仏様でも「三度も顔を撫(な)でれば怒ります」ということから、普段は優しく穏やかな人でも何度も理不尽なことをしていると怒りだすという意味です。
※正確には「仏の顔も三度」
【例】:「彼はいつも穏やかそうに見えるけれど、あまり迷惑ばかりかけていると仏の顔も三度までといって怒ると思うよ」など。
私も普段は温厚ですのでお気をつけ下さい。(笑)